はなおかIVF 栄養部

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はなおかIVF 栄養部

はじめに

「妊娠しやすくなるにはどんな食事をすればよいですか?」と、聞かれることがよくあります。 今までの不妊の世界では「食生活と妊娠は関係ない」という考えが半ば常識となっていました。その理由は、食生活が妊娠につながるという科学的な根拠が今まではなかったからです。しかし、「妊娠しやすい食生活」(日本経済新聞出版社刊)という本で、食生活と妊娠の関係を裏付ける結果が出ました。ここには、ハーバード大学による女性看護師を対象にした大規模な疫学調査の結果が示されているのですが、この内容は「適切な食事をとると、不妊の原因で最も多い排卵障害を改善できる」いうことでした。しかし、生殖医療を専門にしている医療者にとって「排卵障害」は厄介な原因とは言えません。当院でも排卵障害だけが原因の方の多くは、適切な排卵誘発によって妊娠に至っています。

実際の生殖医療の現場で一番頭を悩ませているのは、「年齢にともなう卵子の減少」、「卵の質の低下」なのです。人間の体細胞は常に新しいものと入れ替わっています。 しかし卵子は胎児のときに一生分が作られています。その卵子は初潮までは卵巣の中で眠っています。初潮を迎えてからは年齢とともにどんどん減少していきます。「一生入れ替わることのない卵子は栄養でつくりかえられるわけがない。栄養で卵子の質が改善したり、体外受精の成績が改善するわけがない」というのが今までの見解でした。

【卵子は一生入れ替わらないが、実は卵子の量は栄養と関係していた!!】

実は「コレステロールが高い女性ほどAMHが高い」ことが近年わかったのです。AMHは卵子の量を示しています。外来でも、「ほっそりとしていて食事にとっても気をつけていて野菜中心の食事にしていて~」という人に年齢に比べてAMHが低い印象があります。
反対に40歳以上でもちょっとふっくらしている女性の方がAMHが高めに保たれていることが多いのです。また総コレステロール値とAMHの関係を調べてみると、コレステロールが高い女性ほどAMHが高いこともわかっています。このような背景とともに、総コレステロール値とAMHの関係を踏まえると、妊娠前からある程度コレステロールを高くしておくことは妊娠しやすくする一つの方法のように思います。一番大切なのはコレステロールなのかもしれません。
コレステロールは脂質の一種です。そのことを頭に入れて、以下の話を見て頂ければと思います。

ここでちょっとお勉強です。
人間の体のエネルギー源には「ブドウ糖によるもの」と「ケトン体によるもの」があります。ケトン体とは脂肪を分解して出来るエネルギーのことで、つまりエネルギー源は主に「ブドウ糖」と「脂肪」であるとも言えます。
体に必要なエネルギーは以下の3つの回路からつくられます。
① 解糖系:炭水化物(糖質)➡ブドウ糖➡エネルギー
*余ったものは中性脂肪(脂肪細胞に貯蔵されている)となる
② 糖新生:タンパク質(筋肉)➡必要に応じてアミノ酸が作られ➡ブドウ糖➡エネルギー
③ ケトン体回路:中鎖脂肪酸➡ケトン体➡エネルギー

現代人はエネルギーの多くを炭水化物(糖質)に頼りすぎています。しかし、胎児や妊婦さんの主なエネルギー源はブドウ糖ではなくケトン体であるとされています。例えば、卵胞液の中のケトン体濃度はエストロゲンが上昇するとケトン体も上昇します。しかしブドウ糖にはこの変化はないのです。つまり受精や、その後の胚発育の段階でもケトン体がエネルギー源になっている可能性が高いのです。ということはケトン体の材料であるコレステロール値を上げる食事をすれば妊娠しやすい体になる可能性が高いのです。しかし、今までは「脂肪はとってはいけないもの」「脂肪は太る」「脂肪は心疾患のリスクを上げる」という印象が強かったですよね。しかしそれは間違いです!

1977年アメリカ上院より食事ガイドライン「マクガバン・レポート」が出されました。ここには、脂質を30%減らす・バターを食べない・炭水化物を増やすという内容が盛り込まれていました。しかし結果的に心疾患のリスクは減りませんでした。しかも肥満率は倍以上にアップ、しかも糖尿病も増加してしまったのです。その後8年間にわたり5万人の閉経した女性を対象に追跡調査をした結果「低脂肪+野菜豊富な食生活」は総コレステロール値を下げず、心血管障害、乳がん、大腸がんのリスクを下げないことがわかりました。そしてついに2015年にこの「マクガバン・レポート」は誤りだった、低脂肪な食事は健康的ではない、脂肪は悪者ではないという事実が発表されたのです。

【糖質制限が卵子の老化を防ぐ!】

妊娠しやすい体質になるためには、日頃の食習慣が大きく影響します。「糖質制限」という食習慣の言葉は、当初は主にダイエットの分野を中心に広まりました。実際に甘い飲み物やデザート類、ご飯(米)、パン、麺などの炭水化物である主食を抜くだけで、短期間に何キロものダイエットに成功した方も多いと思います。実はこの糖質制限、妊娠のためにも有効なのです。糖質制限のメリットに、「糖化」を防ぐ効果があります。糖化とは、タンパク質が糖と結合して変性してしまうことです。これは血糖値が140〜160mg/dL以上になると起こると言われ、タンパク質がコゲてしまうイメージです。卵子もタンパク質でできています。卵子が糖化してしまうと、糖化は老化と意味しますので、卵子の質の低下に直結します。実際に体内で糖化が進むと、卵巣機能の低下や、体外受精の成績が低下してしまう、という報告があります。糖化を防ぐためにも、血糖値を必要以上に上げない食事を心がけましょう。具体的には、糖類を使った飲み物やデザートは一切摂らず、できれば炭水化物の主食も、おかずを全部食べた後になるべく少量にすることをおすすめします。また、果物に含まれる果糖は、ブドウ糖以上に糖化を促します。できるだけ控えるようにしましょう。

※厳しい糖質制限が適さない方もいます。必ず医師に相談してから実践しましょう。

【つまり高タンパク・低糖質な食事を!!】

体内でタンパク質と余分な糖が結合するとタンパク質は変性・劣化し、AGE(終末糖化産物)という物質になります。AGEは強い毒性を持ち、蓄積すると老化の原因物質となります。AGEは体のあらゆる場所に蓄積し老化を進行させてしまいます。AGEの蓄積場所によっては、脳梗塞・認知症・心筋梗塞・白内障・骨粗しょう症などの病気の温床になります。もちろん 卵子も例外ではありません。AGEが蓄積している患者さんほど体外受精の成績が悪かったという報告もされています。

糖化を予防する、つまり抗糖化のためには、AGEの吸収を抑え、血糖値の急上昇を防いで高血糖の状態が長く続かないようにすることが大切です。具体的には血糖を140mg/dl以上に上げないことです。
そしてカロリーは実はある程度とらなくてはいけません。健康に人一倍気を使い、カロリーコントロールしているような女性ほど卵巣機能が低下しているという事実があります。
「こんなに頑張っているのになぜ妊娠しないんだろう」と悩んでいる女性は多くいると思います。

アメリカ産科婦人科学会(ACOG)によると、一日の摂取カロリーのうち、
タンパク質に由来する熱量が25%以上・糖質に由来する熱量が40%以下の食事をとっている女性はタンパク質に由来する熱量が25%未満・糖質に由来する熱量が40%以上の食事をとっている女性と比べて、体外受精における妊娠率が4倍に増加していました。つまり「高タンパク・低糖質」な食事をすることが妊娠率の上昇につながるということです!

しかし注意しなくてはならないことは、やみくもに糖質制限をしないこと。
過度なカロリーコントロールは妊娠を遠ざけます。
糖質制限を始めた人に良くみられるのが、糖質制限に夢中になりすぎて、摂取カロリーがどんどん減ってしまい、痩せすぎて反対に妊娠しにくい体になってしまいます。
大切なのは糖質のとりすぎに注意しながら、タンパク質や質のいい脂質をしっかりとることです。
糖質を限りなく減らすことよりも、「血糖値を急激に上げない食事をする」ことを意識する、これを忘れずに食事をとりましょう。

【ビタミンDの驚きの効果】

ビタミンDは免疫作用の調整などの役割があり、最近専門家の間でもとても注目されている栄養素です。
ビタミンDが不足すると免疫機能が低下するため、感染症をはじめ病気にかかりやすくなります。
そして妊娠にかかわる側面からもビタミンDは大切な役割があります。例を挙げると以下です。
① 40歳以上の女性では血中ビタミンD濃度が高いほどAMH(卵巣予備能)が高い
(388人の閉経前女性を35歳未満、35~39歳、40歳以上に分けそれぞれ血中ビタミンDとAMHを測定して調べた結果)
② 血中ビタミンDの濃度が高いほど体外受精の妊娠率が上昇
(体外受精の際に接取した84人の血液と卵胞液に含まれるビタミンD(25-ヒドロキシビタミンD)の濃度を測定した。卵胞液中のビタミンD濃度が1ng/mL高くなると妊娠率が6%増加した)
③ 習慣流産のリスクを下げる
(習慣流産女性133人のうち63人がビタミンD不足だった。さらにビタミンD不足の女性はNK細胞の割合が高く、NK細胞の細胞障害性も高いことがわかった。)

ビタミンDを含む食材
 干しシイタケ・紅サケ・アンコウ・サンマ・しらす・きくらげ・ウナギ
当院ではAMHが年齢相当より低い方、AIH~体外受精周期にはいった方にビタミンDをお勧めしています。天然由来のもので妊婦さんにも安全です。

【鉄欠乏と妊娠】

鉄は子宮内膜を作る材料となるため、子宮内の環境と整えてくれます。つまり、赤ちゃんのベットメイキングをしてくれます。

鉄は体内のさまざまな場所に分布していてそのうちの7割が赤血球に含まれています。そのほかに、血清鉄、組織鉄、フェリチンに含まれています。フェリチンというのは貯蔵鉄、いわば貯金している鉄です。「潜在的な鉄不足:かくれ貧血」というのはこの貯蔵鉄が少ない状態をいいます。鉄が消耗するときはこの貯蔵鉄から減っていきます。健康診断で調べるのは赤血球に含まれているヘモグロビンの量なので、この「かくれ貧血」を見逃してしまうのです。女性は生理があるため、何もしなくても毎月鉄が失われていきます。妊娠前であれば一日2mgは失われます。

鉄の働きは赤血球を作ったり、体内に酸素を運ぶことです。
妊娠中の場合は自分の体だけではなく赤ちゃんにも酸素を届けなくてはならないので、赤血球の量が増えます。そのため、妊娠前の倍の量が必要になってくるのです。妊娠すると貧血になる妊婦さんが増えるのはこのためです。しかし、一般的なクリニックで出される貧血用の薬ではなかなか貧血は改善しないのです。その理由は、処方されるものが「非ヘム鉄」だからです。鉄にはタンパク質と結合している「ヘム鉄」と、タンパク質と結合していない「非ヘム鉄」の2種類があります。非ヘム鉄は、ほうれん草やひじき、小松菜、豆腐などの植物性の食品にふくまれている鉄分ですが、実はこの非ヘム鉄はとっても吸収率が悪いのです。しかも非ヘム鉄はビタミンCなどの吸収を促進する栄養素が必ず必要ですし、吐き気や消化器症状が強く出るという副作用もあります。

これに比べ、タンパク質と結合している「ヘム鉄」は、吸収率が非ヘム鉄の5~10倍もあるのです。ヘム鉄は動物性食品に含まれている鉄で、肉の赤身や魚に多いのが特徴です。ヘム鉄はダイレクトに吸収されますし、吐き気などの副作用もないのでとても取りやすく、吸収率も高いのです。
このヘム鉄はさらにタンパク質、ビタミンB群、ビタミンCが十分あることでさらに効率よく吸収されます。
鉄不足のまま妊娠してしまうと、お母さんだけではなく赤ちゃんも栄養不足になってしまいます。また、おなかの赤ちゃんにはお母さんから優先的に鉄をもらうしくみが備わっていまので、お母さんの体にもダメージが出ます。
当院ではフェリチンが50以下の方にヘム鉄をお勧めしております。

【妊娠するために必要な栄養素「葉酸」】

葉酸は厚生労働省が2000年に、妊娠している人だけではなく、これから妊娠する人にも積極的に葉酸を摂取するよう呼びかけるようにと、各医師会に勧告を出しました。

葉酸の赤ちゃんに対する働きは以下です。
 赤ちゃんの脳の発育を助ける
 赤ちゃんの神経をつくる

赤ちゃんは、妊娠6週くらいにはほぼ脳の神経が出来上がってます。妊娠6週というと「次の月経が遅れているなあ」と、感じる程度の時期です。つまりそこで妊娠に気づいたときはすでに赤ちゃんの脳は出来上がってる、ということなのです。葉酸が欠乏すると、神経管閉鎖障害の発生リスクも高まります。これは1万人に6人の割合で発生しているという報告があります。

また、葉酸をとるときにはビタミンB12が不可欠です。その理由は、B12は葉酸を活性化させる働きがあるからです。常に葉酸とB12はセットで働き、造血作用があります。

ビタミンB12は植物性食品にはほとんど含まれず、動物性食品に多く含まれています。
肉・卵・乳製品です。

葉酸・ビタミンB12を多く含む食材
【葉酸】レバー・菜の花・グリーンアスパラガス・ほうれん草・春菊・枝豆・小松菜・ブロッコリー・いちご
【ビタミンB12】レバー・あさり・赤貝・サンマ・ホタテ貝柱・いくら・イワシ

【妊娠するために必要な栄養素「亜鉛」】

亜鉛には、細胞分裂を促す作用や粘膜をつくる作用があります。
亜鉛は精子に多く含まれているため、男性がとるべき栄養素と思われがちですが、女性にもとっても大切なのです。
受精卵は細胞分裂を繰り返しながら着床し、赤ちゃんになっていきます。その細胞分裂を促すのが亜鉛です。妊娠後期に亜鉛不足だと、赤ちゃんに「低体重」・「低身長」・「皮膚が弱くなる」という影響がでると言われています。

生まれたばかりの赤ちゃんは母乳から亜鉛を摂取します。出産後数日の初乳の中には出産3か月後以降にくらべて8倍の亜鉛が含まれているのです。そのくらい亜鉛は赤ちゃんにとっても大切な栄養素なのです。

妊娠するために必要な栄養素「ビタミンB群」】

ビタミンB1 
ビタミンB2
ビタミンB6
ビタミンB12
ナイアシン
パントテン酸
葉酸
ビチオン

ビタミンB群が不足すると以下の症状が出ることがあります。
 口内炎ができる
 肩こり
 疲れやすくなる
 イライラする
 集中力がなくなる
 不眠になる

タンパク質・糖質・脂質などの代謝のときに欠かせないのがこのビタミンB群なのです。またこれらは、メンタルを安定させ、つわりを予防します。

特にビタミンB6は、脳の神経伝達物質の原料なので、不足するとイライラしたり落ち着きがなくなったりします。また、つわり予防に効果的であるとされ、授乳中のお母さんがB6不足になると母乳のB6も減るので赤ちゃんの夜泣きが増えるとも言われています。

ビタミンB群を多く含む食材
レバー・豚ひれ赤肉・鴨肉・カツオ・マグロ・サンマ・マダイ・サバ・たらこ・魚肉ソーセージ・バナナ

【妊娠に必要な栄養素「ビタミンA」】

妊娠するための働き:ビタミンAは子宮環境を整える=着床しやすくなる
・細胞の増殖や分化、特に骨や神経系の分化や形態形成にとても大切です。
・妊娠反応が出始めたころの体内の赤ちゃんは、活発な細胞分裂を繰り返していて、生まれたあとよりも多くのビタミンAが必要です。もし赤ちゃんのビタミンAが欠乏していたら、粘膜が弱くて感染症になりやすいという報告もあります。

ビタミンAを多く含む食材
牛レバー・豚レバー・鶏レバー・アンコウ肝・ワカサギ・人参・モロヘイヤ・カボチャ・ほうれん草・小松菜・ニラ・スイカ・みかん・卵黄

ビタミンAをとるときは天然の食品を材料としたサプリメントからとらなくてはいけません。
ドラックストアのビタミンAや一部のサプリメントの中には合成のビタミンAを含む場合が多く、その服用には注意しましょう。これはニキビ治療にも用いられるもので、これは妊娠したい人や妊婦さんには勧められません。当院のビタミンAは天然由来の安全なものです。

【不妊治療+食事の見直し+足りないところはサプリメントで】

1年前から当院は栄養学に力を入れはじめました。そのきっかけは、何も異常がないのになかなかいい卵子がとれない、いい卵子がとれても着床しないという方の血液中のフェリチンを測定したところ、ほぼ全員が定値を示しました(隠れ貧血)。その方たちには、最初は処方の非ヘム鉄を飲んでもらっていたのですが、消化器症状が強くつらいのと、一か月後のフェリチンを測ったら、ほとんど値が変わっていなかったのです。必要なのは吸収率の高いヘム鉄だったのです。 わたくしたちは、妊娠と栄養が密接に関係していることを知り、食事の見直しによる体質改善を始めました。しかし食事のみでは十分に対応できないところが多く、サプリメントを取り入れて完成度を上げる方針としています。「高タンパク・低糖質」を基本とした食事療法と組み合わせて足りないものをサプリメントで補いながら健康的な妊活をしましょう。

今までと同じことをしていたら体は同じなのです。今までと違うことをすることで体を変えましょう。もちろん医学的な不妊検査治療も大切ですし、わたしたちはそれが本業ですが、その効果をさらに上昇させるために、今までの生活をちょっと見直してみてはいかがでしょうか?

管理栄養士が考えた妊娠しやすくなるレシピも随時Webにアップしていきますので、参考にしていただき、毎日の食事も楽しみながら工夫してください。

【栄養解析】

採血により栄養状態がわかります。どの栄養素が足りないか、どのように食事を改善したらよいかが明確になります。とても詳しい丁寧な解析結果が出ます。ご希望の方はスタッフにお申し出ください。

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・DHEA

■DHEA投与に向いている人
 ・血中DHEA-S濃度が低い 
 ・年齢が30代後半以上
 ・卵巣機能が悪い(FSHやAMHに問題がある)
■DHEA投与に向いていない人
 ・男性ホルモン値(テストステロン)が高い
 ・年齢が若い
 ・PCOS

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・L-Arginine

■L-Arginineの効果
成長ホルモンの分泌促進効果
成長ホルモンは体の成長を促進したり若さを保つために働くホルモンで、10代をピークに減少し40代で約半分、80代では20分の1に減少してしまいます。成長ホルモンの分泌を抑制するソマトスタチンの働きをL-Arginineは阻害するため、成長ホルモンの分泌が盛んになり全身の代謝の促進、体の様々な機能を若返らせる効果が期待できます。

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・Melatonin

■Melatoninの効果
採卵前の卵胞発育の環境(特に卵胞液中の活性酸素の量やその酸化ストレスに対する抗酸化力)が受精や初期胚の成長に影響を及ぼすことが報告されています。また子宮内膜症は酸化ストレスを高める可能性があります。
Melatoninの抗酸化作用が卵胞液中の酸化ストレス濃度を低下させ、より質の良い卵を作る効果が期待できます。

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・Inositol

■Inositolの効果
イノシトールは動脈硬化や脂肪肝などの生活習慣病の予防効果、神経細胞を正常に保つ効果、毛髪の健康を維持する効果など様々な効果が期待できます。
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)は、肥満・高血糖・生活習慣因子などによって体内のインスリン濃度が上昇し、男性ホルモンの産出過剰を招くことで黄体形成ホルモン(LH)が高値となり発症します。
イノシトールのインスリン抵抗性改善効果がPCOS患者の不妊治療に応用され、欧米で積極的に使用され臨床発表されています。

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・Resveratrol EXTRA

■Resveratrol EXTRAとは?
レスベラトロールはブドウの皮や赤ワイン、落花生の種皮、植物にも含まれるポリフェノールの一種です。 長寿遺伝子として知られるSirt-1遺伝子の発現を促す効果が報告され有名になりました。
強力な抗酸化作用があり、アンチエイジング効果・脂肪抑制・糖尿病予防・心臓病予防・抗ガン作用など様々な効果が期待できます。
近年は生殖医療分野でも動物実験においてレスベラトロールの効果が発表されており、研究が進められています。

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・『D3+5000』(ビタミンD)

■『D3+5000』(ビタミンD)とは?
不妊で悩む女性の多くがビタミンD不足というデータがあります。体内のビタミンD濃度が高い女性はAMH(卵巣予備能)が高く、体外受精の妊娠率もアップします。 ビタミンDは子宮内膜の環境を整える着床に必要な栄養素で、不足すると初期流産のリスク上昇と関連します。 ビタミンDは、日本人には不足しているビタミンのひとつで、初診時の95%以上で血中25-(OH)D3濃度は低値(<30ng/ml)だったというデータがあります。血中濃度の検査と、医師の処方によるサプリメントの摂取をお勧めします。

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・『ヘム鉄6+』(鉄)

■『ヘム鉄6+』(鉄)とは?
鉄は女性にとって最も必要でありながら、最も不足しているミネラルです。粘膜の材料であるため、鉄が十分にあると受精卵が着床しやすいふかふかのベッドのような、妊娠に適した子宮内環境になります。妊娠希望の方は、貯蔵鉄を示すフェリチン値を80以上にキープしましょう。 鉄には、吸収率が10~30%の「ヘム鉄」(動物性食品)と、5%以下の「非ヘム鉄」(鉄剤や植物性食品)があり、動物性のヘム鉄の摂取が効果的です。ヘム鉄は非ヘム鉄と異なり、胃腸の不快症状などの副作用はありません。

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・『亜鉛』(亜鉛)

■『亜鉛』(亜鉛)とは?
亜鉛は鉄同様に粘膜を作る材料で、妊娠に適した子宮環境を整えます。 不足すると女性ホルモンの働きが低下し、卵子の発育に支障が出てきます。細胞分裂をスムーズにするため、妊娠してからではなく、妊娠を希望したときからの摂取が重要です。 精子を作ったり運動を活発にしたりする働きがあり、男性にも欠かせない栄養素です。
●亜鉛は卵の成熟や受精卵から胚への生育に不可欠な役割を担う
●亜鉛は正常な卵の成熟に重要な役割を果たす
●男性不妊患者の精液中の亜鉛濃度は、精液検査に以上が認められない男性のそれと比べて、低い

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・『NBcompA』(ビタミンB群)

■『NBcompA』(ビタミンB群)とは?
ビタミンB群のなかでも、妊娠に関わる栄養素はビタミンB6、ビオチン、そして葉酸とビタミンB12です。ただしビタミンB群は単独ではなくすべての種類が協同します。必ずコンプレックス(複合体)で摂取しましょう。 ビタミンB群は、胎児、乳児の成長、頭脳の発達に大きく関与し、妊娠初期に最も重要な栄養素であるともいわれています。
●ビタミンB群を十分に摂取している女性は環境ホルモンによる生殖機能の低下を受けにくい
●ビタミンB6は妊孕性を高め、初期流産の防止になる

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・『B12+葉酸』(ビタミンB12、葉酸)

■『B12+葉酸』(ビタミンB12、葉酸)とは?
葉酸には、赤ちゃんの脳の発達を助けたり、神経を作る働きがあります。赤ちゃんの脳の神経は、妊娠6週目までにほぼ出来上がります。まだ妊娠に気づいていない人も多い時期に母体に葉酸欠乏があると、赤ちゃんの脳の発育に影響を与えることがあります。 葉酸欠乏は、神経管閉鎖障害による、二分脊椎や無脳症などの発症リスクも高めます。 ビタミンB12は、葉酸が十分に機能するために欠かせない栄養素。十分な量を合わせて摂取することがおすすめです。

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診療案内

診療時間
9:00~12:00 ×
15:00~19:00 ×

最終受付は19:00までとなります。

△・・・土曜は午前より引き続き診療17:00まで
(※最終受付枠は14:30になります。)

日曜祝日の診察は、特殊外来となります。(休診のこともあり)

※当院では小さなお子様を連れてのご来院はご遠慮いただいております。

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出産のおたより

大森の「はなおかレディースクリニック」での診察も可能です。

以下の方は 『はなおかレディースクリニック』(大森) で診察いたします。

  1. ブライダルチェック
  2. 未婚の方(妊娠可能な体か検査希望の方)
  3. お子様連れでの診察をご希望の場合

※ただし、採卵、移植前後は大崎での診察が必須になります。

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